万年オタク女の掃き溜め

庭球オタク女が吐き出すところ。ミュは新参(3rd比嘉より)

オタク女が初めてテニミュに行った結果

深夜に思い立って書いているので文章がおかしいかもしれないし支離滅裂なことを言っているかもしれません。あとから読み返して気づいたら書き換えます。

 

私はテニスの王子様が大好きだ。他のファンの皆様たちよりも年若いほうな自覚はあるが、古参にぎりぎり入ると自負している。というのも、私は3歳のころからテニスの王子様ファンをしている。現在16歳なので、テニスの王子様を好きになってから13年が経ったということである。

間に他の沼に浮気をしていたときもあったけれど、結局はいつも戻ってくるのはこの沼だった。3/2のLINEライブでたしけ先生が実家だとおっしゃられていたと記憶しているが、私にとってテニスの王子様とはそういうものだった。初めてエンディングを迎えたゲームはラッシュアンドドリームだった。初めて揃えた漫画はテニスの王子様だった。私がいろいろなオタク文化を知ったのもテニスの王子様だった。私の原点である。

 

そんな私だが、ミュージカルテニスの王子様の存在を知ったのはぎりぎり2ndをやっていたかどうかという頃だと思う。興味を持った頃はすでに3rdが始まっていた。初参戦は3rd比嘉東京凱旋公演2/12だった。とんでもなく新参である。

実を言うと、比嘉公演が始まったことは知っていたけれど、行く気はなかった。いちばん最初に興味を持ったのは氷帝のチムライだったが、受験にかぶっていたしそもそも本公演を見ていなかったのでSQに載っていた告知ページを見て満足した。

なぜ私はチケットを取ったのか。理由は3rd立海にあった。

大変唐突ではあるが、私の推しの話をしようと思う。いちばん最初、3歳の頃は我らが主人公の越前リョーマくんであった。ほんの少し後、不二周助もランクインした。そしてそのまましばらく離れていたが、小学校高学年の頃に我が家にKindleがやってきたことによりインターネットが身近になった。おかげで再熱した。その時から今まで丸井ブン太くんを推し続けている。あともうひと月と数日で丸井くんを好きになってから2000日となる。

そんな私だが、そこそこ年季が入ったオタクな上に最初に手をつけたテニスの王子様コンテンツが漫画ではなくラッシュアンドドリームだったためにほとんど全校を推している。特に好きな学校ともなると、所属キャラ全員を推しているという始末になる。もちろん丸井くんが所属する立海大附属も例外なく全員好きだ。だから3rd立海を確認してしまった。

かくして私は3rd立海について知ってしまったわけなのだが、3rd立海のとある人がとてつもなく好みだと気づいた。最推しである丸井くんではない。丸井くんと同級生の仁王雅治だった。もちろん仁王も好きなキャラのひとりだった。それでもあくまで私のなかでは丸井くんが一番で、根底にはリョーマと不二先輩がいて、青学や不動峰聖ルドルフなどといった初期校がいた。3rd仁王はそれをすべて覆してきたのだ。丸井くんに並び立つほどにまで私の中で仁王雅治という男は大きくなってしまった。初めて見た時、心のどこかで「仁王雅治がいる」と思った。最推しである丸井くんを見たくて、ではなく3rdの仁王が見たくて私はチケットを取った。

 

私は見事にミュージカルテニスの王子様のファンになってしまった。もっと彼らを見ていたい。彼らが受け継いだ意志も全て見たい。そう思ってしまった。

私が見に行ったのは凱旋公演の前半がちょうど終わるところだったのでもう演技もすばらしいものになっていたと思う。演劇やドラマ、映画には疎いため演技の出来は私には詳しく分からなかったが、私の目にはキャラクターたちがその場にいて、全国大会を戦っているように見えた。私が憧れた少年たちが目の前のステージ上で試合をしていた。テニスラケットを振って、テニスボールを打ち返していた。すばらしかった。夢がその場にあったのだ。

 

そしてこの記事の表題でもあるテニミュに行った結果。これは後悔だった。テニミュを見たことに対してではない。テニミュを見ていなかったことに対してだ。3rd関東氷帝までは中学生だったのでどちらにせよ行きようがなかったが、3rd関東立海はすでに高校生になっていたのだ。あれほどすばらしい立海がいて、推しは試合に勝つ。ペテン師だあ?何とでも言えだって生で見ることができたはずだったのだ。それを私は見ていない。もうテニスの試合という形で見ることは叶わない。それが悔しくてしかたがない。自分に対してどうして見に行かなかったんだ。どうしてテニスの王子様から離れていたんだ。どうして、そんな疑問ばかりが浮かぶ。もはや疑問ではなく、自責の念だ。

きっと私は一生この後悔を抱えて生きていく。自分を殺したくなるほどの後悔に苛まれてこれからのテニクラ人生を過ごし、テニスの王子様が完結して、コンテンツがなにひとつ増えなくなってから10年ほどした或る日に消えるように死ぬのだと思う。

 

まあ暗い〆にしちゃいましたけど!3rd仁王のひと自身もついうっかり推してしまったのであと60年は最低でも生きます!あとチムパ4/5に行くべく、頑張って先行申し込んだりしてます!貢ぐためにバイトも始めたいです。メンヘラを真人間にしてくれたテニスの王子様とミュージカルテニスの王子様に最大の感謝と愛を。